展示品カタログ

当館の歴史民俗資料室には、縄文時代の暮らしを知る土器や、七ヶ宿街道の歴史をひもとく資料、さらに近世の人々の生活を支えてきた様々な道具類を展示しており、これらの展示品から時代時代における七ヶ宿の歴史や風俗を知ることができます。

ナナミさん
先史時代のコーナー
縄文土器
縄文土器
 小梁川遺跡から出土した深鉢で、口径46、底径22、高さ55cmと大型。の字・波状貼付紋。連弧型押圧縄文などで装飾され、橋状把手が付いている。
[縄文時代前期前葉〜中期前葉]
土偶
土偶
 小梁川遺跡遺物包含層から出土した土偶で高さ19.3cm、幅11.7cmの大型で厚みのある板状土偶。乳房は隆帯で表現され、脚部は欠損し顔面表現もない。
[縄文時代前期末葉]

七ヶ宿街道の時代のコーナー
浪花講・真誠講看板
浪花講・真誠講看板
 旅人宿(浪花講)荷物取扱所(真誠講)の看板で、建物の軒下に掲示して、旅人の目につく用にした。
[江戸時代末期〜大正時代/31.5×1087×126]
陣羽織
陣羽織
 背に九曜紋、襟には龍を図様化した金糸刺繍がある。生地は薄ラシャで痛みもほとんど無いことから、仙台藩上級武士が儀礼用に用いたものと思われる。
[江戸時代末]
道中合羽
道中合羽
 江戸時代、庶民の旅の必需品として合羽があった。これは、防雨防寒を兼ねた襟仕立の丸合羽。生地は木綿で、表地は格子縞で裏地は黒である。
[江戸時代末]
宿札宿札
 大名が宿泊している事を明示するための看板で、現代の旅館の「○○様御一行」といったもの。写真は、秋元但馬守の宿泊を示した宿札である。
[明和4年(1767年)〜弘化2年(1845年)/24×100cm]
山田音羽子のお国替絵巻
山田音羽子の
お国替絵巻
 山形藩主の秋元志朝が弘化2年館林移封の時、家臣山田秀信の妻音羽子が館林までの絵入り道中記を残した。当時の七ヶ宿街道を知る好箇の資料である。
[江戸時代末(弘化2年)]
参勤交代に関わる展示品
参勤交代に関わる
展示品
 江戸時代に肝入・検断を務めた裕福な旧家で、藩の役人などを接待した時に用いた膳碗一組。膳は家紋入りで縁が金、碗も黒塗りで、ふたには鶴の金蒔絵。
[江戸時代末]
講中旗
講中旗
 出羽三山のひとつ湯殿山詣りの福島講中世話人米沢屋が、道中持ち歩いた目印の旗である。三百人講、千人講などで七ヶ宿街道は賑わった。
[江戸時代末]
 

人々の暮らしのコーナー
みのみの
 カヤやスゲなどの茎葉を編んで作った雨具で、昔から労働着として愛用された。
[明治〜昭和]
大鋸
大鋸
 木を伐採するために使用した。この様なノコギリを使うようになったのは、明治35〜6年頃からで、それまでは、木を伐るにも、削るにも、マサカリを利用していた。